「早漏って治せるの?」「グッズで治る?スプレーや塗り薬って効く?」「手術って可能?」 早漏はパートナーの満足度にも関わってくる非常にデリケートで重要な問題です。遅漏であれば良い、というわけではありませんが、あまりにも早いと相手が満足しないでしょう。 この記事では、そんな早漏の人の悩みを解決するために、早漏改善、また早漏の治し方を解説していきます。 →早漏とは?詳しく解説 この記事でわかること ・早漏の定義とは?・グッズを利用した早漏の治し方・早漏防止グッズのメリットデメリット・医療による早漏の治し方の解説 そもそも「早漏」とは?治すべき状態は? 「自分って早漏なのかな?」そう思ったことがあっても、誰かと比較できる機会はなかなかありません。しかし、早漏には医学的な定義があり、「何秒なら早漏」「どこからが治療対象」といった基準があります。 ここでは、自己判断しやすい目安や、治療が必要なケースについて解説します。 何秒なら「早漏」なのか?医学的な定義と判断基準 医学的には、挿入から1分以内に射精してしまう状態を「早漏(Premature Ejaculation)」と呼びます。※「PE」と略されます。これは、米国泌尿器科学会(AUA)や国際性機能医学会(ISSM)などでも採用されている定義です。 もう少し具体的に言うと、以下のような3つの条件がそろったとき、治療が推奨される早漏とされます。 早漏の定義 1、挿入から1分以内に射精する(IELT)2、射精を自分の意思でコントロールできない3、そのことによって本人やパートナーがストレスを感じている つまり、「単に早く射精する=早漏」だけではなく、本人や相手にとって困っている、ストレスを感じているかどうかが大きなポイントです。 【参考文献】射精障害ガイドライン~米国泌尿器科学会~【参考文献】早漏治療ガイドライン~国際性機能医学会~ 「治す」べき早漏と、気にしなくていいケースの違い すべての早漏が「治療しなければならない病気」というわけではありません。たとえば、以下のような場合は経過観察でもOKです。 すぐに治療が必要ではない人 ・パートナーとの満足度が高く、特に不満が出ていない・たまたま緊張やストレスが原因で早くなってしまった・自分が早漏だと感じていない、気にならない 逆に、次のようなケースは改善を検討したほうがよい状態です。 ・毎回のようにすぐ射精してしまい、自信を失っている・パートナーが満足していない・コンドームをつける前に終わってしまうことがある i 「自分で気にしていないから大丈夫」ではなく、心のどこかで気になっている時点で、対策を考える価値はあります。 市販グッズで早漏は治せる?種類と特徴を解説 「一時的にでも改善したい」そう考える方にとって、早漏防止グッズは手軽な選択肢です。 実際、市販されているグッズには、感度を下げる効果が期待できるものがあり、自宅やドラッグストア、通販でも簡単に手に入ります。 ここでは、代表的なグッズの種類と、それぞれの特徴・使い方についてご紹介します。 コンドーム型の早漏防止グッズ 最もよく知られているのが、早漏防止タイプのコンドームです。一般的なコンドームより厚みがあるタイプや、麻酔成分を含んだタイプがあります。 厚型タイプ:物理的に感度を抑えることで、刺激をコントロール 麻酔タイプ:裏面にリドカインなどの成分が塗布され、感覚を鈍くする効果 コンドーム型の早漏防止グッズの口コミ・レビュー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️分厚いからなのか、そこそこの締め付けを感じます。おそらく早漏には向いておらず、ある程度の締め付けがないといけない遅漏タイプ向けのアイテムかと。引用元:amazonの口コミ ⭐️⭐️⭐️持久戦の試しとして購入しました。感覚が鈍くなって、ただただのピストン運動になってしまいます。いつ射精できるのが自分でも分からなくなってしまい、時間が長すぎで逆につまらなくなる。ただ本来の目的は達成できたと言えるでしょう。引用元:amazonの口コミ 早漏防止スプレー スプレータイプの早漏防止グッズは、亀頭などの感覚の強い部分に直接吹きかけて使用します。早漏防止スプレーは、日本で承認された商品がないため購入する場合は気をつけましょう。 使用タイミング:行為の10〜20分前が目安 拭き取りが必要なものも多く、使い方を誤ると感度が強く残る or 落ちすぎることも。また、肌が敏感な人はかぶれや刺激感が出ることもあるため、使用前にパッチテストや少量使用から始めるのが安心です。 早漏防止スプレーの口コミ・レビュー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️早速使って見ました着けると少し暖かい感じがしますが、直ぐに収まります臭いは木の様な香りで気になりません但し、着けすぎると大変!少し多めに着けたので、30分以上フルピストンしても、全く射精する気になりませんでした…かなり効きます!引用元:amazonの口コミ ⭐️本来、局所麻酔成分であるリドカインが含まれていて、それがすぐに連想できる早漏防止薬としてリドスプレーがありました。ところが最近はリドスプレーとは名ばかりで全くリドカインが含まれていない早漏防止スプレーがリドスプレーとして横行しています。基本的に早漏防止に効果があるのはリドカインもしくはプロカインが成分として含まれているものだけです。それ以外は早漏防止にほぼ効果のない独自成分配合の製品ばかりです。現在アマゾンではリドカインが配合されているリドスプレーは販売されていないはずです。ほぼ効果はないので騙されないようにしましょう。引用元:amazonの口コミ 早漏防止塗り薬 塗り薬(クリーム・ジェル)はスプレーと似ていますが、塗布範囲を調整しやすく、一部の商品には保湿・美容成分が含まれるものもあります。日本でも「トノス」という商品が有名で、国内で承認されいる医薬品です。 成分によっては10分以内に感度を抑える即効性あり 効果時間は30分〜1時間ほどが一般的 匂いやべたつきが気になる商品もある また、市販薬と海外輸入品では成分の強さや安全性が異なるため、できるだけ日本国内で販売されているものを選ぶのが無難です。 早漏防止塗り薬の口コミ・レビュー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️「トノス」は手放せません。 着けすぎには注意が必要です。彼女はイっても自分が発射出来ないということも経験しましたので・・・引用元:amazonの口コミ ⭐️ほんとに効くのかは個人差があると思いますが、自分には効き目がないです。しかも塗り始めてから体調が悪いです お勧めはできません引用元:楽天市場の口コミ Amazonや楽天、ドラッグストアなどで買えるグッズまとめ 市販されている早漏対策グッズは、多くが以下の価格帯で手に入ります。 種類内容価格帯厚型コンドームコンドームの厚みがあるため単純に感度が下がる。締め付けが強すぎてより早漏になる場合も。500円~1500円早漏防止コンドーム内側にリドカインやベンゾカインなど麻酔成分が付いていて感度が下がる1,000円~2,000円早漏防止スプレーリドカインやベンゾカインなど麻酔成分を亀頭に振りかけて感度を下げる1,500円~3,000円早漏防止クリーム・ジェル麻酔成分を亀頭に塗布するもの。トノスが有名2,000円~4,000円 市販・通販で買える早漏防止グッズのメリットデメリット 早漏防止グッズは、手軽に購入が出来る上に使用もしやすいためメリットが多いです。しかし、デメリットもあるので理解はしておく必要があります。 メリットデメリット・手軽に購入可能・行為前にいつでも使える・お手頃の価格・感度が下がり満足できない・遅漏になりすぎるリスク・勃起がおさまってしまうリスク・パートナーに麻痺成分が付着 グッズを使っても早漏が治らない理由とは? 「いろいろ試してみたけど、結局すぐイッてしまう…」そう感じている方は少なくありません。 市販グッズは手軽で即効性がある一方で、根本的な原因を解決できないというデメリットもあります。この章では、なぜグッズだけでは早漏が治らないのか、よくある原因を解説します。 「一時的な対処」でしかない スプレーやコンドームなどのグッズは、基本的に感度を一時的に鈍らせるだけのものです。その場限りの対策としては優秀ですが、以下のような限界があります。 早漏防止グッズの限界 ・使用をやめたらすぐ元に戻る・性的な興奮や緊張には対応できない・体のコンディションや相手との相性で効果が左右される つまり、グッズは「症状の軽減」にはなるが、「根本的な治療」にはならないのです。 感度の高さ・ストレス・神経過敏などの根本原因 早漏の原因は人によって異なりますが、以下のような要因が複合的に絡んでいるケースが多いです。 主な原因解説感度が高すぎる包茎などが原因で、亀頭や陰茎の神経が敏感になっており、刺激に弱い状態精神的な緊張・焦り「またすぐに出てしまうのでは」という不安から緊張し、早くなってしまうセックスの経験が少ない射精のタイミングをうまくコントロールできない自慰行為の癖早く終わらせる習慣がそのまま性行為にも出てしまっている これらはグッズでは改善できません。心理面・神経面・行動習慣に踏み込んだ対策が必要となります。 「関連記事」【一目瞭然!】口コミや評判が良い包茎手術おすすめクリニック5選!費用や口コミを比較!後悔しない選び方も解説。 塗りすぎ・使いすぎによるトラブルにも注意 意外と多いのが、「効かないからもっと使おう」と過剰に使ってしまうケースです。これには次のようなリスクがあります。 早漏防止グッズの使用リスク ・パートナーの感度も下がってしまい、満足度が落ちる・使用部位にかゆみや炎症が起きる・感覚が鈍りすぎて逆に射精できなくなる i 特に麻酔成分入りのスプレー・クリームは使用量や使用方法を守らないと、副作用が出やすいです。 このように、グッズは一時しのぎとしては便利ですが、本当に悩みを解決したい人には「限界のある選択肢」です。次では、そんな方のための医療による治療法をわかりやすくご紹介します。 本気で治したい人が選ぶ「医療による治療法」 「グッズでは限界を感じる」「根本から早漏を改善したい」そんな人たちは、美容クリニックなどで受けられる医療による早漏治療がおすすめです。 これらの治療は即効性や持続性に優れ、確実な効果が期待できる一方で、費用や施術内容も多岐にわたるため、正しく理解することが大切です。 注入治療・神経ブロックなどの治療はどんな人に向いている? 医療による早漏治療は、次のような人に向いています。 医療による治療が向いている人 ・市販グッズで効果を感じなかった人・即効性、持続性のある治療を希望する人・パートナーの満足度改善を本気で考えている人・感度が高すぎると自覚がある人 また、「手術」といっても入院などは不要で、ほとんどの施術が日帰り・短時間で完了します。 代表的な治療法とその特徴 種類内容効果期間価格帯ボツリヌストキシン注射筋肉や神経伝達の働きを抑える約3〜6ヶ月約5〜10万円フィラー注入ヒアルロン酸等を注入し感度を鈍らせる半年〜1年以上約8〜20万円以上 フィラー注入は、亀頭増大、陰茎増大治療や、包茎手術と一緒に行われるケースが多いです。 どこで受けられる?美容クリニック・泌尿器科の違い 現在、早漏治療は以下の2つの施設で受けることができます。 早漏防止グッズの使用リスク 美容クリニック:自由診療中心。ボツリヌス注射やフィラーなどの選択肢が豊富 泌尿器科(保険診療):内服薬や漢方中心。手術的な治療はあまり行っていない i 自由診療は費用がかかる一方で、カウンセリングから治療までがスムーズかつ即効性がある治療法が選べるのが大きなメリットです。 ...